ブレイクスルーとは何なのか

ブレイクスルーには何が必要なのか。技術、意識、メンタル、技術、ゴール、KPI、等々、ブレイクスルーそのものを要素分解しようとすることに意識が向きがちだ。 どれも成分としては間違ってはいないだろうし、シチュエーションによっては正しいだろう。が、…

圧倒的な実力を手に入れるにはどうすればいいのか

圧倒的な強さに対して何が足りないのか?テクニック、フィジカル、メンタル、経験、何が今の自分にとって必要なのか?結局目と体のフィジカルの割合が大きいのではと仮説を立てて取り組んでいるものの、突き抜けたプレイヤーになるための何か、そこへの道筋…

レスト側の腕の使い方について

最近左手を伸ばすことを検証している。菱形筋の収縮と胸筋を伸ばすことで、肩甲骨をロックするというところまでは大前提だが’(腕だけ伸ばすと肩がズレて逆に不安定になる)、加えて左手を伸ばすことでグリップからレストまでの距離を一定に保ち、安定性が向…

効き目、ビジョンセンター、フィジカルのアライメント矯正方法について

両眼視の際見えている左右のビジョン(本当は常に二重に見えているのだが、あえて一つに見えるように脳が処理をしている)に対して、効き目で方で見た際のビジョンを違和感なく合わせていくために何が工夫できるかと考えた。 要は、常に正しい方の目を使った…

ドーパミンと意欲の関連性について

スタンフォード大学の教授がドーパミンの影響と振る舞いについて興味深い言説を行っていた。 youtu.be 要は、快楽や万能感にはドーパミンが大きく関与しているものの、それらは常に続くものではなくシーソーのように逆の揺り戻しがあるというものだ。 しかも…

2024年2月~3月のパフォーマンスについて

直近ビジネスなど多忙が重なり記録がおろそかになっていたものの、年明け以降、以前書いた諸々のフィジカルに関する仮説検証、トレーニングの強化やコントロールの練習といったことは継続的に行っており、引き続き一定以上のパフォーマンスにつながっている…

意味、ゴール、本質について

意味、ゴール、本質など、抽象性が高い概念であり、本人の哲学や世の中のとらえ方に大きく影響を与えるような話題はしばしば話に上るものの、純粋にどういったものか腹落ちするまで自分の中で問いを立て言語化させようとする機会は中々ないように思う。要は…

なぜキューの軌道がずれるのか、真っすぐ撞くとはどういうことなのか

日頃から敬愛するインフルエンサーであるSSOP教授。掲題について非常に体系立てて解説しているので備忘録的に載せておく。やはりこういった技術的な情報に関しては海外の情報にアクセスするかどうかがかなりの肝となるであろう。手前味噌ではあるがこれまで…

スタンディングポジションの修正とカイルン練習実施について

以前ブリッジハンドを利き目側(右手右目利きなのでより右側)に置く様にしたらよかったと書いたが、そもそものスタンディングポジションを左めに立つ事で結果的にブリッジハンドがより右にアライメントできるのではとの仮説。 検証した所、概ね仮説は正しそ…

最近の勝因についての分析

ここのところ連勝できているはいるものの、分析してみるとポジティブと同時に課題も多いことが分かる。 フィジカル ポジ 全般的なトレーニングに加え、プレイに必要な筋肉群の維持向上ができている。 コリや疲れがたまりづらく、概ねプレイが安定できている…

手球と先球両方のコントロールの鍛え方

練習の基本メニュー構成は現在のところ、 ショットメイキング系 ドリル系 セーフティ系 ジャンプ ブレイク ゴースト(9 or 10ボール) をやっているのだが、キャロム系(四つ球、変則四つ球、カイルン)を入れた方が良いと思っている。上記の基本メニュー…

具体、抽象、転用とは何で競技にどう応用できるのか

うまく行った行かない、⚪︎⚪︎すべきすべきでない、普通特殊、好み、こう言った精神活動を一旦置いておき、具体的な事実に落とし込む。 次いで抽象化する。この時に問いは重要だ。そして抽象化したら類推し転用する。このプロセスを行って仮説を立てたら、また…

突き抜けた存在となるには何が必要なのか

物理空間や意味空間のみに囚われていては覚束ない。まず根幹のマインドと、それがある前提での習慣や行動である。 常識を疑い、逆張りし、最後に具体的に行動する。まず疑い逆張りする必要があるがそのためにはマインドの力が必要だ。要はコンフォートゾーン…

ゴールとはどの様なものでどう設定すべきなのか

ある話によれば、コンフォートゾーンに対しゴールはその外に設定されなければならないと言う。そして今認知可能でイメージできる領域の延長はゴールではなくて目標だという。どう言うことか。 「目標」を例えるなら、センターショット⚪︎球連続で入れたい、⚪︎…

練習とはどうあるべきなのか

バラ球は良くないとか、ドリルが良い悪いとか、初心者はセンターショットが云々、特定の練習方法の意味のあるなしなど、よく聞くものも含め様々な意見がある。 自分としてはそこはあまり重要ではなく、合目的かどうか、が一番重要なのではと考える。 一見意…

自らへの他者の声と、自らが他者に関して話題をすることについて

こうしようと決めたとか、敢えてそうしているとか、また信条やなどではなく、そもそものスタンスとして一切の他者の声は耳に入っていない。 これは称賛もディスリ的な何か(そもそも耳に入っていないので非難を感じたことはないし、幸運に周りの人に恵まれて…

ブリッジハンドの位置についての実験結果と考察

以前書いた以下の記事で実際にプレイにて検証を行った。 anonymouscuesportsplayer.hatenablog.com 結論、効果はかなりあったといえる。 まず定量的なパフォーマンスであるが、小規模な試合ではあるものの、出場2試合で2連勝であった。そのうち1試合に関…

筋肉の緊張と緩和について

収縮させる筋肉とそうでない筋肉をしっかり区別しなければならないと思う。 菱形筋は収縮される必要があるのでは、という事は前に書いた。逆にその周辺の筋肉群は弛緩させることでバランスを取らなければならない。例えば菱形筋の場合、棘上筋、棘下筋、小円…

ブリッジ側の手を置く位置について

例外はあるものの(汚れ等での摩擦、スピン、etc.)シンプルな原理原則から言うと、仮に手玉を狙った場所に完全に運ぶ能力があれば、入れることに関しては成功率はほぼ100%となるだろう。そのためには何が必要か。目、肩甲骨の支点、グリップ、ブリッジ…

支点について

支点は肩甲骨にするべき、との論があるが同意だ。ただし条件付きだ。 まずミスの原因をフィジカル面で2つに抽象化すると、まず一つは目の使い方というインプット、あとはアウトプットを出すための体のファンクションだが、その中でも大きな原因の一つは肩甲…

では練習とは何で、何のためにするのか?

究極的には、 y=f(x) yとxを繋ぐためのファンクションを見つける作業の総称だ。積み上げる、ではなく見つける。この感覚が重要だ。要は初めから備わっているが見つかっていないという視点だ。

理想と現実のギャップの認識は重要だ

予算があり、実績がある。イメージがあって、実際の体の使い方がある。勝ちたい人や試合があって、今の成績がある。なりたい自分があって、満足できない自分がいる。 yと言うゴールがあり、xという今この瞬間がある。 y=f(x) 原理原則としてはこの3つの記号…

トレーニングは重要だ

ゴールにもよるが、トレーニングは重要だ。 様々な箇所をムキムキにする事で筋肉の出力を鍛えるというより、トレーニングする事で使うべき筋肉に意識を向ける事が第一義。 プラス、意識が向けられていないということは普段使えてないと言うことであり、相対…

グリップ側の肘が内側に入る理由

内転筋を使うのはもう正解が分かっているので良いのだが、菱形筋をどううまく使うかについて。結論締めこんで肩甲骨を固定するのは正しいが、Shane Van Boening, Dennis Orcollo, Efren, Francisco Bustamante, Oi Naoyuki, Ronnie O'sullivan, Gareth Potts…

目の使い方も検証する

話しが広がりすぎて目の事をメモするのを忘れた。 焦点が合っていないとき、前にある物体は右目で見た像と左目で見た像、左右2つが見えている。普段は不便なので脳がどちらかを処理していないので、意識できていないだけ。(ここも無意識的に選択されたスコ…

体の使い方を検証する

フィジカルに関しては、一般化できるところと、個人により揺らぎが大きいところに分けられるだろう。 前者に関しては直感的にわかる。人体の構造的に、骨の数や腱との接続、筋肉など、人体構造は老若男女よっぽどのことがなければ変わらない。ここに、フォー…

解像度という視点

解像度は自由に調節できないといけない。ピラミッドで例えるとざっくり下から、 意味や本質と言ったメタ層、身体感覚や五感と言ったミドル層、戦略、技術と言った表層、そして勝ち負け、結果と言った頂点。 また、他者のピラミッドという別の眼鏡に関して。 …

記録を始める意味と記載する内容について

ゴールがある以上、試行錯誤や思考のプロセスを記録し可視化し整理する事でより精度とスピードが上がるのではと言う仮説が第一義。 また公開する事で、義務ではないもののある種の自分へのコミットメントになるのではという事と、意見の遠近に関わらず他者と…