ブリッジハンドの位置についての実験結果と考察

 以前書いた以下の記事で実際にプレイにて検証を行った。

anonymouscuesportsplayer.hatenablog.com

 

 結論、効果はかなりあったといえる。

 まず定量的なパフォーマンスであるが、小規模な試合ではあるものの、出場2試合で2連勝であった。そのうち1試合に関しては、全4試合(必要勝利ラック数は計20)のうち失ラック数3、うち2試合はストレートというものであった。ショット成功率は正確に計測していないものの、恐らく0.95程度はいっていたと思う。ここがまず大事な点だと思っていて、競技での結果を求める以上、いくら視覚的に見た目が真っすぐに見える/打球感が良い等、定性的に良かったとしても、結果がついてこなければ意味がない。

 次に定性面。

 身体感覚でいうと、目のインプットに対してフィジカルが一致している感覚(セトル感、信頼感)を実感できたプレイの割合が殆どであったし、副次的な効果として負担の少ない目と脳(目は脳の器官の一部)の使い方ができたことで最後まで疲れを全く感じることがなかった。

 また、乳酸の蓄積といった筋肉面の疲労感であるが、これもインプットとアウトプット間の処理がシンプルになったせいかプレイのスピードも自然と上がっており、ほとんど疲れることがなかった(元々プレイは早い方だが前述の試合では1試合20~30分程度アガり)。

つぎに視覚的にみてフォーム上真っすぐ出ていたのかという点これも大事だ。結果が出てもたまたまかもしれないし、感覚上しっくり来ても実際は違っているという事も多い。しかしながらこちらに関しても動画を確認してみると十分に改善が認められたといえる。

 改めて変更点は、先日の記載をなぞる形になるものの、自分は右手利き/強めの右目利き、であるのでブリッジハンドの位置をより右に調整した。

 もっと正確に言うと、以下は常に一直線上になければいけないが、ブリッジハンドのアライメントが左にずれていた結果まっすぐ振れないのでは、という仮説に基づきやや右側に置くことを意識したという点である。

手球の目標点、効き目の方で見ている手球(自分は右目利きなので2重に見えている手球のうち左側の手球)、ブリッジハンド、ビジョンセンター(右目黒目の内側直下)、グリップ